ちゃんとやっているのに評価されない。サボっている人のほうが目立っている。——その理由は、たぶん想像より単純です。
それもこれも、目立たないだけで退職者の彼女が日頃から色々やってくれてたからです。ただ、上司や人事部はこのことを理解してくれません。上司は彼女のことを積極性がないとして、あまり評価していませんでした。Yahoo!知恵袋
補充とか困らないように私がいつもしてたんだけど、1度しなかったら誰もしなくて、結局自分が使うときになくなってて補充するの繰り返し。ガールズちゃんねる
職場で他の方とも「こうしたほうがいいのにね~」と話しているとそれを改善するに行動するのはわたしだけ。他の方は言ってるだけで動きませんYahoo!知恵袋
他のスタッフのフォローやお客様対応(売上は他の人)、数字にならない対応が巡ってきます。…人の為に動いても結局損な役割で、数字が取れず精神的に落ちます。Yahoo!知恵袋
見てくれてる人はいる。でも本当に見てるだけで助けてはくれない。ガールズちゃんねる
トラブルを解決した人は目立ちます。しかしトラブルを起こさなかった人は、記録にすら残りません。
縁の下の力持ちの成果は、たいてい「何も起きなかった」という形をしています。評価制度は基本的に、起きたことしか数えられません。
「数字にならない対応が巡ってくる」という投稿は、この構造をそのまま言い当てています。
この役の価値が明らかになるのはその人がいなくなった後であることが非常に多いです。
しかも上の投稿では、その人は在職中「積極性がない」として低く評価されていました。見えない仕事をしていた人が、見えないことを理由に低く見られていたわけです。
頭の中にしかなかった手順、その人にしか読めなかった経緯、自然と集まっていた相談。これらは引き継ぎ書に書き出されないまま消えます。
「1度しなかったら誰もしなくて、結局自分が使うときになくなってて補充する」——この投稿が示しているのは、降りても誰も拾わないという現実です。
だから多くの人は、やめられないのではなくやめても自分が困るから戻っている。ここを取り違えると、自分を「意志が弱い」と責めることになります。
「見てくれてる人はいる。でも本当に見てるだけで助けてはくれない」。評価される日を待つのは、あまり分のいい賭けではありません。
評価してもらう前に、自分が今どこで何を持っているのかを自分の言葉にしておくことは、思っているより効きます。